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1: ◆qQDmM1OH5Q46 2015/12/04(金)01:50:24 ID:???
大手企業の技術者の多くが、中学入試で出題されるような理数系の基礎的な問題を
解けないことが、神戸大学や同志社大学などの研究グループの調査でわかった。

「9-3÷1/3+1」(1/3は、3分の1)という計算問題の正答率は、なんと6割を切ったという。
優秀なはずの大手企業の技術者でも、小学生レベルの基礎的学力が身についていないことになる。

中学受験のかなりやさしいレベルで正答率6割切る
研究グループの調査は、2014年度に1部上場の製造業9社に在籍する主に
20代の技術者1226人を対象に実施。神戸大学の西村和雄・経済経営研究所特命教授によると、
出題した問題は「小学生の中学受験レベルで、計算問題においてはかなりやさしい問題」
という。算数と理科・物理、技術用語に分けて、11問を設けた。
「技術用語を除けば、文系出身者でも解ける常識問題です」と話している。

その結果、平均は56.66点(100点満点)。このうち「9-3÷1/3+1」という計算問題では、
正答率が6割を切った。四則計算の優先順位がわかれば、正答を導き出せる初歩的な問題だが、
技術者にはそれがわからなかった。

こうした基礎的学力の低下は、多くの技術者を抱える大手企業にも大きなショックだろう。

西村特命教授は、「現在、企業ではこうした基礎学力のある技術者とない技術者
が共同で作業しているような状態で、企業側も学力不足の技術者の研修や授業に
取り組んでいます。基礎的学力については、年配のベテラン技術者のほうがもっていますから、
その方々が辞めてからが大変になるでしょう」と、危機感を抱いている。

続き livedoor news/2015年12月3日 18時55分 J-CASTニュース
http://news.livedoor.com/article/detail/10908937/

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